2001年5月29日

天候:曇/気温:寒かったなぁ

今日は Pearl Harbor という映画をみてきました。もちろん第二次世界大戦の真珠湾攻撃の話がアメリカサイドから描かれています。基本的なストーリーは第二次世界大戦直前からの2人の飛行機乗りのラブストーリー。だけど、その時代の時代背景なんかもみれたのは興味深かったのだが、なんせ真珠湾攻撃シーンが全体の1/4ぐらいを占めている。いくらあの時代の戦争=殺し合いとはいえ、あまりに露骨すぎる気がしました。

唯一の関心した点は日本軍が「戦争やれ!やれ!」って感じではなく、何かに追われて引くに引けない状況で始めているように描かれていること。これはさすがに日本に対してのことなんだろうなぁ。

この映画、こっちでは週間1位を取っているぐらいヒットしているんだけど、日本じゃ上映されないだろうなぁ。昔ハリウッドゴジラが日本公開の直前に、冒頭シーンがアメリカ原潜と日本漁船の事故を彷彿させるとかいって、確か公開延期(中止?)になった事があった。こんな国ですから、真珠湾奇襲のしかも日本を敵として描いているから、しかたないのかもしれません。

だけど、日本でも戦争の事実から目をそらさずに、もっと戦争映画を作るべきだと思いますね。どんなに社会批判が起ころうとも、それによって戦争の悲惨さや平和の貴さを国民が自覚し、しっかりとした意見を言えるような国にならないと。

いままで授業の中でも何回か原子力発電の話になった事があるんだけど、この話をする時いつも広島&長崎原爆の話を持ち出し(もちろんチェルノブイリも)、被曝したときの惨劇や、どんなに危険か、先進国の中では唯一日本だけが原発計画がある事などを話ます。韓国人がほとんど賛成派ってのも面白いけどさ。しかし、日本が原発計画を押し進めるのか不思議でならない。あの悲惨さは日本人なら誰でも知っているはずなのに、学習されてないよなぁ。

なんだかいっぱい考えさせられる映画のお話でした。

あぁ、今日の日記は堅いなぁ。

では、今日はここまで。
by〜 thank you♪


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