2000年9月24日

天候:晴/気温:20度

昨日の日記の通り、料理御披露目の日。午前中は溜っていた洗濯物などをし、F1アメリカGPなどを見てすごした。まあ3時ぐらいから始めればいいだろうと考えていたので、遅めの昼食後料理にかかる。パーティスタートは6〜7時だというので、3時間もあれば大丈夫とたかをくくっていたのだけどね。

まずは、ちらし寿司。これはいわゆる「ちらし寿司の元」があるので簡単!簡単!と思っていたが意外と難航してしまった。まず手始めに作ったのが金糸卵。最初からちょっと誤算でしたね。こっちの卵って黄身がレモンイエローなんだよね。日本みたいに綺麗な黄色〜オレンジかかった色じゃないから、薄焼き卵つくると白っぽくなっちゃう。色身がすこし足りないちらし寿司になることが確定(T_T)。次の誤算がご飯。7合炊いたのだけど、炊飯器が日本の米を炊くように作られていないのか、芯が残ってしまう。あ、ホストファミリ〜ってよく米を食べるから炊飯器があったんよ。日本でいうタイ米を食べるのだけどね。まあフィリピンだって米文化のはずだから、当たり前っつっちゃー、当たり前なのかもしれないけどさ。それで、日本人の感覚からするとガチガチになってしまった米。緊急事態として電子レンジで加熱する事に。そしたらなんとか芯は取れたけど、やっぱり硬い。ホストマザーがやる事を不思議そうにみているから「硬いから再加熱している」と言って試食させると、「It's best」だって(笑)この硬いのでベストって言われちゃ、このまま行くしかないっしょって行ってしまった。これ以外は問題無かったね。ご飯が出来た所で「ちらし寿司の元」とシーフードミックスを下ゆでしたものを加えて扇風機で風を当てながら良く混ぜる。ある程度冷えたら、金糸卵(黄色:実際は白っぽいけど^^;)、サーモン(赤)、さやいんげん(緑)、付録の海苔(黒)の色身を振りかけて出来上がり。

今度はテンプラ。食材は海老、かにカマ、しいたけ、さやいんげん、アスパラガス、味海苔、おくら(おくらがあるとは思わなかったんだけどね^^;)。これがまた野菜類のサイズがでかいんだわ。全部日本の2倍ぐらいありやんの(笑)。かにカマも一本が日本の4倍ぐらい。さやいんげんとアスパラとおくらは先に火を通した方が楽だろうと思って下ゆで。おくらの下ゆでは失敗^^;ゆでたらあの粘りが出ちゃって後で扱いにくい事この上なかったね(笑)。残りは基本的な下こしらえをして、「天ぷら粉」(これもこちらで売っていた)を水に溶いて準備完了。揚げ始めると時間はかかったけど、なーんも問題無く順調でしたね。

全部終るのに結構時間がかかって、7時半近くまでなってました。最後の方は焦っていたのだけど、丁度終った頃にお客(ホストファザーの妹夫婦2組+どちらかの娘1)来たので、タイミングとしてはピッタリ。偶然なんだけどさ(笑)。評判もむちゃくちゃ上々!みんなからおいしいって言われるし、「お金取れるよ」とも言われた。日本じゃ絶対言われないような腕前だったから、ちょっとはずかしかったんだけどね^^;相当作り過ぎたかと思ったけど、結構なくなった。お客さんは持って返ってくれたので、ほとんど売り切れました。料理人冥利につきるって所でぃ!(料理人ちゃうやんって意見もあるけどさ^^;)

日本にいた時だって、これだけの量を作った事はなかったね。ち、疲れた〜〜〜〜〜ハァ。

・・・・・あ、料理中にある事が発覚。ここのホストマザー、料理作るのあまり得意ではないそうだ。作るより片付ける方が好きだってさ。ある意味問題な気がするけど。。。しばらく様子見です。はい。

最後に材料一覧を(だいたい大人9人前で食べた&量は目分量)

チラシ寿司:
・日本米7合(使ったのは4合)
・チラシ寿司の元(1袋)
・ミックスシーフード(1kg)
・卵(6個)
・サーモン(200g)
・さやいんげん(100g)

てんぷら:
・海老(頭取って7cmぐらいのを750g)
・かにカマ(日本で売っているやつの32本分)
・アスパラガス(10本)
・しいたけ(20個)
・さやいんげん(500g)
・味海苔(3袋:これはおまけだから)
・おくら(日本で売っているやつの6袋分)

では、今日はここまで。
by〜 thank you♪


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