レポート:レイクルイーズ(Lake Louise)


2000年11月11日

天候薄曇 時々 晴
最高気温−5度
最低気温−10度
オープン状況リフト Olympic Chair
Friendly Giant
Sunny T-ber
コースWiwaxy
Sunnyside

本来なら写真付きでレポートしようと思っていたのだけど、カメラ忘れました。ごめんちゃい。m(__)m

ちょっと遅れて着いたのでスタートは 10:30am だったのですが、この時間でも気温が -10 度近く。 それに加えて風が多少あるから結構寒い。油断すると鼻毛が凍る。 昼間のもっとも暖かいときでも、-5 度ぐらいだったので、気温的にはまあまあ。 だけど雪のほとんどが人工雪なため、コース全体を通して硬いバーン。 だけど完全なアイスバーンじゃないのでシーズンインとしては good コンディション (夕方所々表層の雪が削れてアイスバーンになっていたけど)。 雪質はさらさらで微細。にぎっても簡単には雪玉にならない状態。 感心したのは、コース上にほとんど石がなかった事。2〜3個見た程度です。 あと、コース上に数箇所 Slow Down ポイントがあるのだけど、ここには大抵スタッフが立っていて 常に監視しているんですね。で、スピードを出して(出し過ぎて)いる人には、 手と声でスピードダウンを促している。これには驚きました。


コースオープンは2コース。

Sunnyside は初心者用超緩斜面で上々なコンディション。 こちらは初心者にはお勧めコースです。

Wiwaxy はコース設定は初級用なんだけど、日本だったら中級用に設定されていても良いような斜度。 距離は 3km ぐらいあるので、滑べりごたえは十分。 幅は広い所で 40m、狭い所で 5m、全体的には 20m ぐらいの幅が多い。 特にコブとかはないんだけど、斜度変化が多く初級者にはちょっと辛いと思う。 まだちょっと硬いので(初級者には)エッジングが厳しいかもしれない。 運悪くころぶとむちゃくちゃ痛い。僕も一度むちゃくちゃ痛くて少し動けなかったもの^^; 中級・上級者にとっては楽しめるコースでしょう。ただ、今日は本格コースはここのみって事で 人が集まってしまったため、高速クルージングには不向き。それでも飛ばしている人多かったけどさ。 斜度変化が多いので、中級・上級者は long run をするといい練習になると思います。


ゲレ食(ゲレンデ食事)

もちろん、サンドイッチやハンバーガーがメイン。だけど、それほど高いとは思わなかった。 値段相応の量が備わっていて、町で食べるのとそう変わらないどころか、ちょい安いかも^^; 僕は「コーン+肉2種+ハッシュポテト+グランベリージャム(ジャムってほど甘くない)」って 物を食べた(もちろん1皿でこれだけ乗っている)のだが、これで約$9(700円)。 ちょっとぬるいのが難点だったが食べごたえは十分(つうか多い)、味も悪くなかった。

全体としては、シーズンインって事を考えると十分に楽しんできました。
以上!


2000年11月24日

天候晴 時々 薄曇
最高気温3度
最低気温−5度
オープン状況リフト Olympic Chair
Friendly Giant
Sunny T-ber
コースWiwaxy
Sunnyside

今回は、ちゃんと写真撮ってきたぞ!っと。

コースのオープン状況は先々週と同じ。しかし、スノーマシンを明日&明後日 (11月25&26日)に向けてフル活動させていたため、 一般コースには使用されておらず、雪の量は全体的に減っている印象。 だいぶ小石がころがっており、板のためには良くない状況。 それに加えワールドカップ用にコースを一部制限しているので、 滑べり応えも30%減って所ですかな。

雪質は、先々週より悪い。コース上のいたる所がアイスバーン化してる。昼は気温が高めで雪が融け、 夜に冷え込んで凍るから全体的に硬くなり、その上ボーダーが表面を削ってくれるから、 簡単にアイスバーンになるんだよね。先々週より下手になった気がしてなりません。

それにしても、今日は日本人があまりにも多いぞ。 全体の20%ぐらいいるのじゃないかって思うぐらい多い。 リフト乗っている時、ロッジで食事している時、 コース上で休憩している時などなどいたる所で日本語が聞こえてくる。 しかも、レッスンしているし。なんかのツアーかな? 日本がちょうど勤労感謝の日で上手に休めば大型連休になるから、 それを利用して来ているのだろうか???

本来は前回書くはずだったのに、写真撮らなかったために、今回にまわしたネタを4つ。

  • Lake Louise の入口はこんな感じです。
  • 日本のリフトって座る所がプラスチックや木のむき出しで硬いんだけど、ここ Lake Louise では リフトにクッションがついているんだよね。 これは非常にありがたい。もちろん座って痛くないってのもあるけど、冷たさを感じないのがいい。
  • リフト乗り場に見つけた、ありがたい設備。 テッシュと鏡とコースマップが置いてあるんだよね。こっちって日本の 「ポケットテッシュ」って存在しないみたいだから、こういうのはありがたい。 鼻かんだり、ゴーグル拭いたり、コースマップが突然欲しくなってもわざわざチケット売場まで 行かないで良いしね。
  • Lake Louise スキー場からは、Lake Louise を 見る事が可能です(写真赤矢印)。 もちろん天気の良い時だけどね。

この週末は FIS World Cup (男子 DH と SuperG)が行なわれるため、全体的に盛り上がってます。

ロッジの前にはこんな旗や、 氷の彫刻がありました。

ここ近年はカービングスキーが一般的になってきたけど、ワールドカップの高速系では まだまだ従来型のスキーですねぇ。長さも2m以上ありますし。

ワールドカップの雰囲気はこんな感じです。 (写真1写真2

本日は以上!


2000年11月25日

天候
最高気温0度
最低気温−2度
オープン状況リフト Olympic Chair
Friendly Giant
Sunny T-ber
コースWiwaxy
Sunnyside

本日は FIS World CUP DH です。DH とはダウンヒルの略で、アルペンスキーの中でも最も早い スピードのレースです。けっこう写真撮ったのだけどねぇ、相手が早いのと、 デジカメの反応が悪いために使えるのが、ごくわずかしかないです。

まずはスタートゲート。ここからいきなりの急斜面 (はたから見ていると垂直に落ちてる見たい)でスピードを出します。

レース風景はこの2枚のみ^^;これこれだけです、はい。

レース中、真正面で一人飛びました^^;その選手は防護ネットを巻き付けて 滑落していったのだけど、 その切り取られた防護ネットの補修風景

表彰式です。結果は後述。さすがカナダというか、 優勝者を RCMP(カナダ王室騎馬警察)が讃えています。

総合順位 ゼッケン 選手名 国籍 Rap 1 Rap 2 総合タイム
1 10 StephanEberharter AUT 39.98 ( 6) 1:14.47 ( 3) 1:40.79
2 24 SilvanoBeltrametti SUI 39.57 ( 1) 1:14.42 ( 2) 1:41.03
3 7 LasseKjus NOR 40.18 (21) 1:14.35 ( 1) 1:41.21
4 9 JosefStrobl AUT 39.79 ( 3) 1:14.72 ( 7) 1:41.33
5 30 ChadFleischer USA 40.24 (24) 1:15.06 (12) 1:41.34
6 13 AndreasSchifferer AUT 40.30 (26) 1:14.78 ( 9) 1:41.38
7 5 HansKnauss AUT 39.62 ( 2) 1:14.56 ( 4) 1:41.52
8 27 MaxRauffer GER 39.98 ( 6) 1:15.31 (18) 1:41.60
9 18 DidierCuche SUI 39.99 (10) 1:15.06 (12) 1:41.61
10 12 FritzStrobl AUT 39.99 (10) 1:14.68 ( 5) 1:41.65
11 32 DidierDefago SUI 40.04 (14) 1:15.23 (15) 1:41.70
12 16 Pierre-EmmanuelDalcin FRA 40.00 (12) 1:14.88 (10) 1:41.82
13 19 FredrikNyberg SWE 39.98 ( 6) 1:14.74 ( 8) 1:41.90
14 33 AudunGroenvold NOR 39.89 ( 4) 1:15.37 (19) 1:41.93
15 8 HermannMaier AUT 40.14 (19) 1:14.68 ( 5) 1:42.01
16 20 PaulAccola SUI 40.12 (17) 1:14.90 (11) 1:42.05
17 26 KennethSivertsen NOR 39.98 ( 6) 1:15.41 (20) 1:42.06
18 3 Bruno IiKernen SUI 40.07 (15) 1:15.14 (14) 1:42.10
19 6 WernerFranz AUT 40.25 (25) 1:15.24 (16) 1:42.17
20 21 ClaudeCretier FRA 40.13 (18) 1:15.27 (17) 1:42.18
21 15 DaronRahlves USA 40.38 (33) 1:15.52 (22) 1:42.24
22 38 FrancoCavegn SUI 39.95 ( 5) 1:15.95 (31) 1:42.28
23 41 ChristopherPuckett USA 40.15 (20) 1:15.85 (29) 1:42.38
23 39 ChristophGruber AUT 40.23 (23) 1:15.75 (27) 1:42.38
25 28 AlessandroFattori ITA 40.52 (37) 1:15.74 (26) 1:42.42
26 31 MarcoBuechel LIE 40.11 (16) 1:15.46 (21) 1:42.46
27 1 LucaCattaneo ITA 40.48 (34) 1:15.58 (24) 1:42.59
28 35 IvanBormolini ITA 40.21 (22) 1:16.09 (35) 1:42.62
28 14 EdPodivinsky CAN 40.32 (27) 1:15.59 (25) 1:42.62
30 4 Kjetil AndreAamodt NOR 40.48 (34) 1:15.57 (23) 1:42.71
以下日本人
60 71 DaisukeYoshioka JPN 42.35 (60) 1:19.35 (60) 1:48.01
36 YasuyukiTakishita JPN DNF


2000年11月26日

天候曇 のち 晴
最高気温−1度
最低気温−5度
オープン状況 リフトOlympic Chair
Friendly Giant
Sunny T-ber
コースWiwaxy
Sunnyside

本日は FIS World CUP SuperG です。SuperG は、アルペンスキーの中でも2番目早いスピードの レースです。そのおかげで、昨日の DH よりは写真が撮れました^^;

写真1 写真2 写真3 写真4

表彰式です。結果は後述。前日同様 優勝者を RCMP(カナダ王室騎馬警察)が讃えています。

総合順位 ゼッケン 選手名 国籍 Rap 1 Rap 2 総合タイム
1 5 HermannMaier AUT 57.88 ( 1) 1:15.62 ( 1) 1:29.53
2 10 LasseKjus NOR 58.51 ( 7) 1:16.00 ( 3) 1:29.85
3 8 AndreasSchifferer AUT 58.36 ( 5) 1:16.04 ( 4) 1:29.95
4 4 JosefStrobl AUT 58.26 ( 3) 1:15.94 ( 2) 1:30.11
5 11 StephanEberharter AUT 58.71 ( 8) 1:16.44 ( 7) 1:30.16
6 32 ChristophGruber AUT 58.29 ( 4) 1:16.20 ( 5) 1:30.39
7 12 DidierCuche SUI 58.89 (12) 1:16.54 ( 9) 1:30.48
8 7 WernerFranz AUT 58.49 ( 6) 1:16.43 ( 6) 1:30.53
9 9 FredrikNyberg SWE 58.09 ( 2) 1:16.45 ( 8) 1:30.55
10 15 Kjetil Andre Aamodt NOR 58.76 (10) 1:16.70 (10) 1:30.61
11 3 HansKnauss AUT 58.75 ( 9) 1:16.75 (11) 1:30.80
12 16 MarcoBuechel LIE 58.82 (11) 1:16.76 (12) 1:30.91
13 13 DaronRahlves USA 59.06 (13) 1:17.05 (14) 1:31.02
14 18 HannesTrinkl AUT 59.36 (18) 1:17.18 (15) 1:31.15
15 50 SilvanoBeltrametti SUI 59.38 (19) 1:17.24 (17) 1:31.25
16 6 FritzStrobl AUT 59.35 (17) 1:17.54 (19) 1:31.29
16 24 SteveLocher SUI 59.18 (15) 1:17.01 (13) 1:31.29
18 21 PatrickWirth AUT 59.29 (16) 1:17.22 (16) 1:31.30
19 2 PatriceManuel FRA 59.17 (14) 1:17.46 (18) 1:31.65
20 22 ChadFleischer USA 59.57 (22) 1:17.72 (22) 1:31.68
21 17 PaulAccola SUI 59.73 (26) 1:17.54 (19) 1:31.71
22 61 BodeMiller USA 59.50 (21) 1:17.73 (23) 1:31.72
23 23 IvanBormolini ITA 59.46 (20) 1:17.92 (25) 1:31.81
24 44 ClaudeCretier FRA 59.57 (22) 1:17.68 (21) 1:31.82
24 27 Bruno IiKernen SUI 59.72 (24) 1:17.79 (24) 1:31.82
26 39 FrancoCavegn SUI 1:00.42 (41) 1:18.31 (33) 1:31.99
27 66 DarinMc Beath CAN 59.91 (30) 1:18.14 (29) 1:32.05
27 25 ChristopheSaioni FRA 1:00.21 (35) 1:18.04 (27) 1:32.05
29 29 P CaseyPuckett USA 59.95 (32) 1:18.09 (28) 1:32.07
30 42 OzbiOslak SLO 1:00.16 (34) 1:18.21 (31) 1:32.09
以下日本人
56 64 YasuyukiTakishita JPN 1:00.93 (52) 1:19.67 (56) 1:33.91


2001年1月6日

天候快晴
最高気温2度
最低気温?度
オープン状況リフトEagle Chair以外
コース1/3ぐらいオープン

何が良いって、天気が良い!
それに加えて過去2日で 15cm も積もっているから、雪もいい!

以前 Lake Louise に来た時はほとんどコースが開いていないのであまり楽しめませんでしたが、 今回はだいぶましになってきましたね。それでも、まだまだ十分ではない。


Front side(Base Area) はほぼ全コースがオープン。
森林限界より下はきちんとコース整備されているのでそれなりに滑べりやすかった。 森林限界より上はだいぶ雪もつもり滑走可能+そこそこの new & deep snow だったのだが、 所々岩や木が露出している、または、うっすらと雪に隠れている所が多く、板のためには あまりよくない。それでも結構傷つけながら滑べってましたけどね^^;


Back side(Back Bowls) は2コースのみオープン。
だけど、みんな無視して好きな所を滑べっている。というのも、Back side は全く木のないエリア。 雪崩に気を付けていれば斜面のすべてが滑走可能なんですねぇ。もちろんわても new & deep snow を求めて色々楽しみました^^;
ここでようやく Canadian powder snow を食べる事が出来、ご満悦です^^


もう一つのエリア(Larch Area)は今日に限ってはおまけ。 まったく面白味もなにもありませんでした。


最後に少しだけ Photo を。「快適な景色1」「快適な景色2」「赤矢印の先で滑べってました。」


2001年2月10日

天候快晴
最高気温−4度
最低気温−10度
オープン状況リフト全オープン
コース2/3ぐらいオープン

今日は天気が良いのに加えて風がほとんどべたなぎ状態。 寒さをあまり感じないのがいいねぇ
ここ数週間、まともに雪が降っていなかったのが、この1週間は結構降った(36cm)ので、 雪がだいぶ増えた印象がありますね。

front side は降雪量が増えたとはいえ、固く所々アイスバーンがあるのは変わらない。 ただ、front side に関しては、全コースオープンとなったので、滑べり応え十分です。

back side は雪が増えたおかげで、移動部分や back side に行くためのリフト (Tバー)が楽になったのはいいね。 だけど、降ってから日数が経ってしまったために、バージンスノーは味わえず。 これは前回の方が条件が良かった。 それでも、雪景色って点では前回より◎。移動部分ではのんびり散歩が楽しめます。

それ以外は特にレポートなし。


2001年2月17日

天候快晴
最高気温−5度
最低気温−15度
オープン状況リフト全オープン
コースほぼ全オープン

もう7日目ともなると、レポートするネタが無くなってくるなぁ^^;

先週同様は天気が良いのに加えて風がほとんどべたなぎ状態。 今週少し降ったけど、front side のアイスバーン状況は変わらず。 front side の山頂付近は人が少ないから、まだましだね。 back side もそれほど変わった様子はなし。

今回初めて back side にある Temple Lodge で休憩してみました。 ここは front side のロッジに比べ人が少ないのがいいね。 ちょっと小さい(狭い?)けどさ。 それに加えて森が近いせいで、外のテラスにリスが遊びに来たり(笑) 食べ物飲物の値段は front side とほぼ同じと言った所でしょうか。

それ以外は特にレポートなし。 ここは、人が多過ぎる懸念があるなぁ。


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Last modified: Thu Sep 20 22:17:31 JST 2001